これまで私が3,000人以上の恋愛相談を受けてきた中でわかってきたのは、【心の不感症】を持った女性は絶対に復縁できないということです。
私が【心の不感症】女と呼んでいるのは、「他人の心につけ込んで、相手の愛情を利用したり、コントロールすることを平気でしてしまう人達」のことです。
【心の不感症】の人たちは、「自分はダメな人間だ」という『自信のなさ』や、「本当に私を愛してくれる人なんていない」、「嫌われたくない」という『不安』や『寂しさ』を埋めるために、あるいは、「私のことを認めてほしい」という『承認欲求』を満たすために、恋人を不健全に利用します。
ハッキリ言わせていただくと、自己肯定感が低いのに、『見栄』という名のプライドが高い。
「私が~してあげたんだから、あなたも~してくれて当然でしょ」という、ギブ・アンド・テイクの損得勘定でしか行動できない、思いやりと共感に欠けたうんこヤローって感じです。
実例・心の不感症に患ってしまった不幸な女性たち
実際にあった相談から【心の不感症】の女性を例に挙げてみましょう。
マリカさん(30才、仮名)は、自分に自信がなく、彼を試すために「私のことが本当に好きなの?別れたほうがいいんじゃない?」と心にもないことを何度も言ってしまっていました。
ある日、それを聞いていた彼氏は、とうとう我慢できずに「頑張っても信じてくれないから別れたい」と、マリカさんに別れを告げてしまいます。
彼を失ったことで、さらに自信のなさ、不安や恐怖が増大したマリカさんは「やり直したい」と何度も彼女に迫りましたが、もう後の祭り。
彼の心は凍りつき、解凍するには何ヶ月も年月を要す状態でした。
こういった【心の不感症】発言はマリカさんだけでなく、私の相談ポストに寄せられるメールで、これでもか!というぐらい目にしてきました。
例えば、
●彼氏が、いつも遊んでいる友達の中に元カノもいて…。嫉妬して、何度も怒ってしまい、「束縛されてキツイから別れたい」と言われてしまいました…。
でも、彼がいないと不安で夜も眠れないからなんとか復縁したいです。
●「もっと鍛えて男らしい格好して」、「私の好みのタイプになって」と言っていたら、突然泣きだして別れを告げられました…。
私としては、彼がいないと困るから復縁したいです。
●私のことを好きなら、何でもしてくれて当然と思って、いろいろお願いしてたら、「わがままに疲れた・・・。距離を置きたい」と言われてしまった。
でも、彼がいないと苦しくて仕方がないから何とか復縁したいです。
・・・などなどです。
このように、【心の不感症】ヤロー(口が悪く失礼!)は、自分の自信のなさ、不安、さみしさを埋めるために、相手の女性の心をコントロールしたり、行動を制限したり、復縁を迫ることを当然のようにします。
言うならば、「生身の人間」である男性を「モノ」のように扱ってしまうのです。
相手の男性からしてみれば、どんなに思いやりを持って接しても疑われる、自由なはずの時間や行動範囲が制限される。
挙句の果てに、自分の問題と向き合わず、間違った行動・言動や、性格の歪みを変えようともせず、「復縁したい」と迫ってくるのですからたまったもんじゃありません。
もし、あなたが、このような【心の不感症】ヤローだとしたら絶対に復縁できないので、いますぐ卒業しましょう。