『尽くしすぎる』・・・愛する彼に絶対にやってはいけない最悪のケースの話

尽くす恋愛の問題点愛されるためにすべきこと

ここでは、女性にありがちな『彼に尽くし過ぎてしまう』ことの最悪なパターン例を2つ話しておきます。

1、 金銭問題で尽くす過ち

尽くす恋愛の問題点

あなたに経済的な余裕があれば良いのですが、絶対にしてはいけないことは、他からお金を借りて彼に貸すことです。

 

例えば、彼が事業をするとか、お金に困ったとかで、もし彼が「お金作れないかなあ?」と言ってきた場合。

あなたの親がお金持ちでも、あなたから親に借りて彼に貸すのは絶対にやめて下さい。

それをしたら、あなたも彼も2人とも不幸になります。

 

もし貸せるのならば、あなたは親を彼に紹介して、彼から親に頼む形にします。
あなたが貸すのではなく、親が直接彼に貸すという形にします。
最悪の場合は、そんな手段で切り抜けてください。

あなたが借りてきて彼に渡すと、彼が失敗した場合、それはあなたのせいになってしまいます。
彼も反省しなくなりますし、さらに追加の借り入れを要求するようになってしまいます。

そもそも、お金を要求した時点で断ったほうがいいです。
断る場合も、「がんばったけどダメだった」とか、「親に相談したけど、怒られてダメだった」とか言って、うまく切り抜けましょう。

覚えておくべきこと、それは金銭で尽くし過ぎると、男性をダメにしてしまうということです。

だから、お金を借りる話をしてくる男性は、その時点で関係を断ち切ったほうが良いです。

 

だいたい、こういう男性は借り慣れしています。
あなたからお金を借りられなくなった途端に、捨てられるかもしれません。

元々の目的が、あなたではなく、あなたのお金かもしれません。

ごくごく健全な男性ならば、女性から借りることを恥だと考える男性が多いです。
逆に借金でもして、女性にプレゼントをする男性もいるぐらいですから。

だけど、貢ぐというか、男性にお金を貸し続けて、それを「尽くしている」と勘違いしている女性が多いです。
それをした時点で、もはや彼はあなたを愛しません。
お金を貸さなくなったら、怒るようになります。

だから、最初の段階で断ったほうが良いです。

お金を貸さなかっただけで別れを告げてくる男性ならば、元々がお金目当てで近づいてきたということなのですから。

2、肉体関係で尽くす過ち

尽くす恋愛の問題点

これは人それぞれですが・・できれば使い分けをしたほうが良いです。

行き過ぎた行為は、「恥ずかしい」と言って断って、彼に何か良いことがあった時にご褒美としてそれをしてあげるようなことをしていると、性欲はエスカレートします。

何でもかんでも全部許してしまうと、次から次へと催促してきます。
性癖というのは人それぞれです。

例えば極端な例を話すと、彼が縄で縛ることをお願いしてきたとします。

これはあくまでも、例え話しですから、最後まで聞いて下さい。

あなたが断っても、何度もお願いしてきたとします。
でも、一回は彼の望みを叶えて下さい。
その際、何か条件をつけると良いです。
何かを買ってもらうとか・・・
一切合切断ってしまうと、その行為を別の女性に求めるからです。

 

それとは逆に、願望があるのにそれを言いだせない男性も多いです。
奥さんに言えないから、風俗に通う男性もいます。
だから風俗で、自分の願望を満たそうとします。

それはつまり、彼女や奥さんに、自分がしたい行為を言えないからです。

だから、聞き出すのです。
でも、言えない男性はどんなことがあっても言えないので、たまに日頃やらない行為を提案したり・・・
そうすることで、言えなかったことを言うようになります。

そうなったらしめたもの。
彼はあなたから離れられなくなります。

ただしそういう行為は、あなたがもし苦痛じゃなくて逆に快感になってきた場合でも、普通は拒んで下さい。

彼の誕生日とか、何か良いことがあった時だけにそれをしてあげるようにしましょう。

上記の2つの金銭・肉体関係は、尽くし過ぎると男性をダメにしてしまう場合があります。
とにかく気をつけて下さい。

【尽くすぎる】という最悪のケースについての一考察

尽くす恋愛の問題点

男に尽くすという行為。
これは日本人の女性に多い傾向があります。

子供の頃に良い子として育った女性に、特に多いです。
良い子を演じていたので、そうなったのです。

例えば、勉強を頑張ったとします。
すると、親が喜んでくれます。

「良い子だね~」と、まわりからも言われます。

ピアノのコンクールで成績が良いと、親が喜んでそれを褒め称えます。

優しい子供の場合、ずっと良い子を演じます。
優しさゆえ、それを演じてしまうのです。

ほめられたいがために、ずっと良い子を演じてきたのです。
だから、悪いことをしないので、心にゆがみが生じます。

それは、「良い子だから、愛されている」・・・
そうやって、心に刻まれるのです。

 

例えば、お兄ちゃんと自分とで2人兄妹だったとします。

お兄ちゃんは、悪さばかりして怒られます。
妹はまわりから、「お前は良い子だね」と言われます。

「お兄ちゃんみたいに悪さしたらダメだよ」と言われます。
悪さをしないで良い子を演じて育った子供は、良い子だから愛されているんだと勘違いするのです。

そして、自分は良い子だから、頑張る。
頑張ったから、周りから愛されると勘違いをします。

良い子を演じて育った子供は、悪いことをしても愛してくれるとは思えないのです。
悪いことをして親が悲しむ姿を見ている子供は、悪いこともしても愛されていたんだと思います。

でも、良い子を演じて生きてきた子供は良い子だったから、愛されてきたと勘違いをしてしまいます。

だから、大人になって、尽くす女性になってしまうのです。
男性がこういうふうに育つと、人におごることで友達になれるとか、何かを与える事で愛されると考えがちになります。

 

だから、人が何もしないで愛されるということが理解できないのです。

こういう人が人から愛されると、何かしなければ愛されなくなる。
そういう心理が働きます。
だから、一生懸命になって尽くす女性がいます。

 

ところが!
尽くしすぎると、男をダメにしてしまいます。
尽くされていることに感謝がなくなるのです。
尽くされることが、当たり前だと思うようになります。

逆に女性は、彼に尽くしているから、愛されていると勘違いしています。

尽くすのをやめると、彼が逃げて行ってしまうと勘違いしています。

真理はまるで逆です。
尽くし過ぎるから、彼は逃げて行くのです。

 

尽くさなくても、愛してくれる。
それが人間です。
尽くされることを期待して結婚する男性はいません。

気を付けてくださいね。
幼い頃から良い子として育った人に多い心理状態です。

「尽くしすぎ」を脱出して、彼から愛されるためにすべきこと

尽くす恋愛

これを治す方法は、思い切って彼に尽くすのをやめてみることです。
正直な自分を見せるのです。

例えば、嫌なときは嫌だと言い切ってみる。
疲れている時は、疲れていると。
お金が無い時は、お金が無いと。

 

つまり、尽くすということは「NO」が言えないということです。
「NO」が言えないから、尽くそうとします。

 

ここで簡単な例えを話しますが、友人にお金を貸したとします。
その友人が約束の日になって、返せなくなったとします。

でも、もしその友人が、そのお金をサラ金から借りてきて、あなたに払ったらどうでしょうか?

あなたは、その友人を助けようとしてお金を貸したのです。
でも、その友人はあなたから嫌われたくないので約束の日に間に合わすために、サラ金から借りました。

このケースは、どう思いますか?
何故、払えなくなったことを正直に言ってくれなかったのか・・・。
その理由を話すのが、友達じゃないのか?

そういう気持ちになりませんか?

もし、その友人が「●●といった理由で払えないので、もう少し待ってくれないか」と 正直に話してくれたら、どうだったでしょうか?

それが、本当の友人だと思いませんか?

 

夫婦も同じなんです。
恋人同士も同じなんです。

もっと、解りやすく話すと・・・友人からお金を貸してくれと依頼がありました。
あなたは、「うん、いいよ」と、OKをしました。

その友人は涙を流してあなたに感謝しました。
そして、お金を貸せる日が近づいてきました。

その時、あなたの親が病気になり入院することになりました。
そして、お金が必要になり、その友人に貸せるお金がなくなってしまいます。

ここで、良い子に育った人ならすごく苦しみ悩んでしまうのです。

今まで自分を人に悪く見せたことがないからです。
普通の人なら、急いで友人に連絡します。
そして心から謝ります。

重要なのは、急ぐことです。
あなたにそれが出来るなら、あなたは大丈夫です。

良い子で育った人はこれができないので、サラ金から借りてでも、その友人に貸してしまいます。
期待を裏切れないのです。

 

常に自分を良く見せていないと気が済まないのです。
自分を良く見せることで友人関係が成り立っていると思っているからです。

出来ないことは素直に謝る。
それが、本物の友人です。

そして、友人が困らないためにも、急いで連絡する。

普通の人なら、ここに書いてあることなんて当たり前のことですから、何故こんなことを書くのか?と不思議に思うでしょう。

ところが現実は、これが出来ない人が多いのです。

だから結婚してからも尽くし続けて、最後は、『離婚』という悲劇が待っています。

その原因は、他人によく思われたいという感情が強いのです。
悪いと思うことが、実は好かれる結果を導くということを知らないのです。

いつ遊んでも、その人がお金を払っていたら?
借金しても、いつも遊ぶお金をその人が払っていたら?
そういう人が、あなたの友人なら?
そういう人が、あなたの彼氏なら?

それと同じです。

無理をしてまで、あなたに尽くす人がいたら?
言いたくなりますよね?
正直な自分を見せてほしいと思いますよね?
素直な気持ちを見せてほしいと思いますよね?
本音で語れる仲になりたいですよね?
演じた相手は、嫌ですよね?

だから、尽くすことよりも、素直に『出来ないものは出来ない』と言う人が好かれます。

 

もし、あなたが良い子で育った人間なら、相手から悪く思われることを怖がらないで下さい。

その「悪い」と思うことが、相手にとっては良いことなんです。
「NO」と言ってくれるから、信用できるし信頼できるのです。
無理をしてやってもらうと信頼できないのです。

それが、重荷になってしまうのです。

この話をここまで長く書いたのは、良い子で育ってきた女性は、何かしないと愛されないと考えてしまう日本人女性が特に多いからです。

そういう気持ちでは、見返りを求める人しか集まってきません。
愛に見返りはありません。

見返りを求めない。
それが本当の愛なんです。

彼に尽くさなくても、愛される女性にならないとダメです。

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