今回のテーマは、男女間でよく起こる問題の話です。
劣等感を持っている場合、自分を守るために相手の弱点を責める人がいます。
例えば、女性が年上でそれを気にしている場合、男性の弱点を責めることで、自分の劣等感を守るのです。
つまりこの例では、彼が若い女性へ浮気しないかという不安を消すためです。
または、女性が女性らしくない弱点を劣等感に思っている場合、相手の男性らしくない弱点を探し、それを責めることで克服しようとする人がいます。
上記に挙げたこれらは、彼を無意識のうちに、ダメにする心理です。
説明すると、「あなたは劣っているから、あなたには私が必要なの」という心理です。
でも、これは自然に誰もがやっています。
実際、あなたはそれをやってしまっていませんか?
無意識に今まで、彼の弱点を責めてきていませんか?
それをやっていると、彼は不安で結婚の告白ができません。
しかしあなたはそれを無意識にやっているので、なかなか気づけません。
また、お互いが弱点を責める張り合いをしている場合があります。
これもお互い気づかずにやっています。
人は相手が思い通りにならないと、相手の弱点を探し、それを責めてしまいます(無意識に責めるから怖いのです)。
これは、友人関係、親子関係にも見られます。
劣等感を持つ親は、子供が失敗した時にその失敗を責めます。
学歴を気にしている親ほど、子供のテストの点数が悪ければそれを嘆きます。
挫折した人間は、自分の子供の挫折が許せないのです。
子供を許さないから、子供を強く叱ったりします。
親に恐怖を感じる子供は、自分に自信が持てなくなります。
馬鹿にされて育つと、自分を表現できなくなってしまいます。
批判されて育った子供は、人を責める人間に育ちます。
子供のためだと唱えながら、自分の劣等感を克服しようとする親がいます。
子供に対して叱った後は、必ず励まさないといけません。
これを別の話でわかりやすく説明すると、あなたが「ビジネスを何か新しく始めよう」と考えたとします。
それを友達に話すと、その友達は、「やめたほうが良い」と言いました。
でも、あなたはそのビジネスを始めます。
ところがすぐに失敗して、借金を作ります。
そこでその友達は、こう言います。
「私の言う事を聞かないから失敗したんだよ。」
その友達は得意になって、あなたに説教を始めます。
そして、あなたの悪い部分を責めてきます。
でも、こういう人は本当の友達じゃないのです。
こういう説教する人ほど、自分も過去に挫折の体験をしていて、それを劣等に思っている人か、もしくは自分も同じく挫折者なんです。
また、他人の新しく始めることを反対する心理は、妬みや嫉妬の気持ちがほとんどです。
本当の友達は、あなたがビジネスを始めると言い出したら、励ます人です。
そして、あなたがビジネスに失敗しても励ます人です。
励ます人こそが、本当の友達です。
説教する人は、本人の自己満足で説教をしています。
自分の言う事を聞かなかったことに怒っているのです。
最初から、あなたが新しいことを始めるのに、それに反対する人は過去に自分も挫折や失敗をしたことのある人間です。
そして、諦めた人です。
だから、人を励ませないのです。
また、あなたの成功を望んでいないのです。
嫉妬や妬みのかたまりです。
あなたが成功するのを羨ましく見る自分が嫌な人なのです。
だから、あなたが始めることを反対するのです。
自分が失敗して、何かを諦めている人は、他人の成功を許さないのです。
人を励ますことが、あなたの幸せに直結する
どんなに素晴らしい人でも、過去に数え切れない失敗をしています。
失敗するのは、当たり前のことなのです。
結婚したことを失敗だと嘆く人がいます。
結婚して失敗することを恐れる人がいます。
失敗したことを失敗と思わなければ、それは失敗ではないのです。
失敗した人を励ましてあげれば、その人は成功できるのです。
彼が結婚しないのは、不安があるからです。
でも、彼を励ましていれば、必ずあなたと結婚したくなります。
そして、結婚後も、励ましを続けていれば必ず幸せな人生になれます。
それでも、彼を励ますことができない女性がいます。
それは、自分に大きな劣等感を持っている場合です。
だから、彼の弱点を見つけ、それを責めます。
そんな状態で結婚しても、彼は成功することもできず、彼を束縛してダメ人間にしてしまいます。
自分が幸せになるためには 、彼の弱点を受け入れることと、彼を勇気づけてあげること。
だから今は、彼と結婚するとか、しないとかで張り合ってはいけません。
今すべきことは、彼を励まして下さい。
彼を励ましていれば、彼から自然に「結婚しよう」と言ってくれます。
だからどうか、あなたは自信を持って彼を励まして下さい。
あなたが不安のまま、相手を励ますと、それはただの“おだて”になります。
「彼は必ずあなたと結婚してくれる!」と信じて、彼を励まして下さい。
もし、彼の許せない所があったとしても、彼を励まし続けていれば、彼の許せない部分を許せるようになります。
あなたに劣等感があっても人を励ましていれば、その劣等感も消えています。
人を励ましていると自分が変わってくるのです。
あなたが変われば、彼も気持ちが変わります。
付き合う前も同じです。
自分を励ましてくれる女性と、付き合いたくなります。
そして、告白してきます。
告白するから責任が生じます。
結婚も同じです。
付き合っていて、常に励ましてくれる女性だから安心して結婚できるのです。
この人と結婚したら、自分は成功できると感じるからです。
結婚して子供ができても彼を励まし続け、子供を励まし続け、まわりの人を励まし続ける女性になって下さい。
下記のことを、ちょっと想像してみて下さい。
●もし、あなたが、子供の頃、励まされて育ったら?
●もし、彼が、常に、あなたを励ましてくれたら?
●もし、あなたのまわりの人が、励ましてくれたら?
どんなにあなたが失敗しても、あなたが苦しい時も、辛い時も、まわりがあなたを励ましてくれたら?
・・・それこそが幸せなのです。
励ますから、励まされるのです。
与えるから、与えられるのです。
彼を励ますから、結婚をしてくれるのです。
妬み、嫉妬、憎しみや恨みの心は、誰にも必ず起こります。
でも、それを否定せず、口に出さなければいいのです。
口に出すのは、常に励ましの言葉。
失敗した人を励ます。
子供を、常に励ます。
旦那を常に励ます。
何が起きても、相手を励ます。
それをやっていれば、どんな人間関係もうまくいきます。
彼を励まして彼から、「結婚しよう」と言われる女性になって下さい。
そして彼を変えるのは、あなた次第です。
この記事のまとめとして
結婚してから、彼は「無能だ」と嘆いている女性がいます。
・・・その理由は、その女性が彼を責めているからです。
逆に、彼が成功して幸せな家庭の中にいる女性は、彼を常に励ましている女性です。
あなたなら、自分のことを責める人と、励ましてくれる人と、、、どっちの人と結婚したいですか?
もし結婚後、ずっと責められていたら、あなたはどうなりますか?
もし結婚後、ずっと励まされてきたら?
どういう人生になりますか?
それをよく考えて、彼を励ます女性になって下さい。
家族を、そして、まわりの人を励ます女性になって下さいね。
自分の行いをじっくり考えて下さい。
そして、これからは幸せな人生を歩いて下さい。
人は、どうしてなのか自ら「恨み」と「憎しみ」の不幸の道を歩いていきます。
自分の人生を、どう歩くかは、あなた次第です。
人を責めて不幸の道を歩くのか、あるいは、人を励まして幸せな人生を歩くのか
それが、人生の選択です。
これから、彼と2人で明るく楽しい幸せな人生を作って下さいね。